栗子山ツアー
採石場ゲート
残された万世大路の始り
泉はどこ?
沢音を聞きながら
七つの曲り路の始り
休むにはちょっと早い茶屋跡
平成20年6月吉日
陽も射して
栗子森歩道の誘い
退避所?路が広く
路は花畑
足元に気をくばりつつ
右がC1202
大路隧道
プレート
右手には
手掘りの隧道が
隧道左手の茂みへ
踏み跡明瞭
急登も赤布に導かれ
稜線へ
振り返り西方
腰丈の笹をかき分けて
一等三角点
(待っていてくれたスズメバチ)
遠望朝日連峰
(晴れた時には1)
南方吾妻連峰
(晴れた時には2)
阿武隈山系
(晴れた時には3)
福島市街地
(晴れた時には4)

   
米沢市街地
(晴れた時には5)
カシミール3D画像

2008年10月5日(日)

仙台6時どんよりとした空模様のなか米沢,栗子山へ向け出発。

栗子トンネルを抜け米沢シキー場西方の米沢採石場入り口へと車を止める。

(7時30分) 日曜日なので採石会社は休みの為ゲートが閉まっているのでここからの歩きとなる。

(平日に来たときは7時に出社してきた方と一緒に入場させていただいた)

身支度を整え7時50分ゲートを出発。

静まり返った採石場の真っ只中を通り作業道を登ると右手に万世大路入り口となる

瀧岩上橋の記念標柱を発見。

ここまでゲートからちょうど2km時は8時20分、栗子隧道まで4.1kmの始りである。

150m先の沢からの引き込み水場で露払い対策として雨具の下ズボンを履き行動開始。

今年の6月に保存会で立てたとされる標柱に導かれ

「明治の泉」「滝の沢」「ななむずり」「太助茶屋跡」「長坂」・・・!で終わってしまった。

大路のはじめは林道らしい様相でオフロードバイクなら入れるくらいであったが標高800、

大路より3kmくらいからは登山道といったほうがよいかもしれない。

路一面ミゾソバがおおいつくし、藪もかぶりぎみ、

支沢の水脈を抜け9時40分栗子隧道へと到着する。

隧道の奥へと目を凝らしてみるが不気味な暗さだけ、

ライトで照らしてもモヤって遠近感がつかめない。

右手には明治に掘られて隧道が並ぶ。

歩路を振り返るが遠望はできず。

稜線にはガスがかかっていて眺望の期待は諦め気味となる。

9時55分隧道左手赤布の先の藪へすすむ。

100mほど踏み跡をかきわけすすむと右手に上へと導くテープとはっきりわかる踏み跡を辿る。

この季節では登山道といってもいいくらい登りでは明瞭である。

稜線まで標高差約300mはじめジリジリ半ばなく一気に急登で10時35分稜線へ出る。

登りは問題ないが下山時下降点を見失う可能性大なので赤布を追加。

(稜線を南方に向い東にナナカマドの木ガポイントか!)肌寒い秋風を感じながら笹へ腰をおろす。

視界は100mほど下界は・・・時に採石場が見え隠れ。

11時稜線歩きへ出発。膝丈ほどの笹、

身丈ほどの藪ではあるがしっかりと下道がありさほど苦労というほどでなく栗子山山頂へすすむ。

山頂間近で人の声!!!おーい!???ほか入山形跡はなかったはず?11時30分一等三角点到着。

眺望もない3畳ほどの広さに三角点基柱があるだけのところに沢登りパーティー(都労山:ぶなの会10名)が、

どちらも驚き滑谷沢(東栗子トンネルより二つ小屋より)をつめて来たようで、

歩き道あるの?から帰路を再検討中。

狭い山頂に18名昼食,行動食を早々に済ませ12時下山の徒に、

沢下降を止め合同で下ることに、いっきに18名のにぎやかなパーティーに変身である。

12時25分尾根下降点通過、

下道が完全でない為登山靴でも沢靴でもおっかなびっくりズリズリ滑りながら急下降、

下部はこんなに歩きやすいものかと感じるほど軽快に13時15分隧道到着。

13時30分隧道より万道を下る。

沢パーティーを車まで送ることとしたので回送者と共にちょっと早足取りで2時30分ゲート到着。

東栗子トンネルまで送り採石ゲートへ戻り着くと同じ頃、山と万世大路を満喫したみんなが下山。

帰路飯坂温泉「鯖湖湯」で汗を流し仙台6時に着く。

(東京のぶなの会さんはこれから東京へ・・・気をつけてお帰りあれ。)

稜線での眺望は望めなかったが雨に降られることもなく楽しい時間を過ごせた。