虎毛、高松縦走
おっと危ない歩き出し
登り口
色とりどり
暑い登りの中
うまい丼
ケチ鍋
明け方の月
ガス中
快適な尾根道1
虎毛を振り返り
栗駒山は雲の中
快適な尾根道2
虎毛ガスが晴れて
あの山越えて1
この山越えて高松岳
高松への急登
高松岳避難小屋
山伏岳
虎毛までの稜線
栗駒山
高松岳への急登を振り返り
穴から鉱泉と湯の花
虎毛山から高松岳縦走


14日
 
仙台上空はどんより雲が漂い蔵王から船形にかけても雲一面。前日までの高気圧に守られるかいなか?

鳴子ダムを過ぎるとちょっと肌寒い、そのわりには禿岳、須金岳と紅葉はまだまだこれからといったところ。

鬼首トンネルをぬけると秋田は陽射でギラギラ、葉も色付きこれから本番真っ盛りといったところ、

旧赤倉橋下の林道を登山口まで車で入ってみる!

車の旋回場所を残しスペースわずかに2台分、行楽期の土曜日!ラッキーボーイです。

共同装備を手分けし元気に9時45分林道終点出発。3月の虎毛を思い出しながら先へ進む。

10時30分徒渉点到着。

山小屋泊まり分と明日の行動中の水をガッポリ補給(一人3Lくらいスタッフ5L)最初の急登を一歩一歩登る、

酒の量もあってかザックの中ではカポッ、カポッと水音の合唱に励まされ、苦しめられ!

参加者は元気いっぱいピーチクパーチクと楽しい会話の中11時20分ヒノキ林へ到着。

サラサドウダン平12時10分通過。

これからのまだまだ続く急登へ備えてしっかり休息しワイノワイノと差し込む日差しの尾根を先に急ぐ事もなくのんびり登り

13時15分尾根分岐到着。目前の虎毛山斜面山頂も頂は雲の中で錦の紅葉景色は望めず

14時10分肌寒い山頂へ到着する。

小屋内にある寒暖計の水銀柱は8度を指し外はガスが吹き流れ体感的には2、3度といったところ、

早々に内部燃焼燃料を入れ夕飯の準備に取り掛かる。

今夜のメニューはおいしい丼、ケチ鍋、おしるこの三品で予定のナンチャッテは翌日の昼食へ持ち越しです。

外は相も変わらず風が強く視界10m気温は下がって1度(室内温度7度)でみなさんは19時就寝。

15日

5時起床、外に出てみると風も止み眼下には雲海、南天中に月が煌々と輝き、

西南の空にはオリオン座が瞬き・・・外でくつろいでいた為にちょっと出遅れの飯の仕度にとりかかる。5時40分食事。

メニューは元気ぞうすい、名古屋コーチン汁もちの二品、しっかり食べて今日一日頑張って歩ってもらえるように・・・。

6時半出発の予定が後片付けに追われ7時視界がとれない山頂を出発となってしまう。

(予定:6時30分)虎毛沢源頭まで下りやっとガスも抜け虎毛の斜面の紅葉が目に入る。

遠くへ伸びる尾根向こうまで視界も開け晴天の幕開けとなり足取りも軽く進む。縦走路へ8時突入。

高松岳への縦走路は平成16年17年と整備され思った以上に歩きやすく藪こぎとなるところもなく快適に歩くことができた。

9時15分C1072付近で小休止、前森山をはさんで見える栗駒山は雲の中、虎毛の山頂だけが雲がはりついている。

西の彼方は木々の間から神室岳も見えな気持ちがいい。

その後登り下りを繰り返しC1056まで進むと虎毛、栗駒、高松と周りの山々が陽を浴びて色鮮やかに見渡せた。

落ち葉を踏みしめ11時50分、C1090分岐で見上げること最後の登り、

ここまで差ほど苦もなくアップダウンを繰り返してきたためか高松岳への急登がやけに大変なように見えるのは私だけなのかも?

最後の登りは足取り重く12時40分高松岳山頂到着。

鳥海山は見えなかったがぐるりと360度色濃く見えたことにみなさん感無量。

山頂では風も止みジリジリと暑くのんびり休んで13時45分山頂出発。

鼻こすりの急な下りも快調に14時水場通過し15時無事林道終点到着となる。

秋の宮にて風呂につかり19時仙台に着く。