大白森、小白森
さあ出発
鶴の湯温泉登山口
お社の静かな佇まい
ギンリョウソウがやっと顔を出した
陽光がさしこむことも
背中はタケノコ100%
金取り坂の急登
視線はタケノコを求めて
小休止にホッとひといき
展望が開けたはずが
倒木の上を行く?横を行く?
まもなく分岐。ガンバレ
おっとっと残雪だー
霧雨に煙るブナの門
幻想的な小白森山
花のような笑顔
   
木道を行く
下りを見守る深い森
大白森山・小白森山ツアー報告

2005 6月12日(日) 行程

仙台(6:08) 鶴の湯温泉登山口(9:22着 9:50発) 蟹場分岐(11:54)

小白森山山頂(12:30着 昼食 12:57発) 鶴の湯温泉登山口(14:57) 仙台(19:50)

梅雨に入るこの時期、雨を避けようと北上した先がちょうど低気圧。鶴の湯本陣横から登山開始。

気温は快適な範囲ですが行く手にはガスが。見事なブナと小さな花々を楽しみながら歩くこと30分、小雨が降り始めました。

レインウェアを着込むには少し暑く、羽織ったり傘で対応する人も。

金取り坂の急登を肩まで登りつめ小休止。

しばしゆるやかなアップダウンの後、分岐手前のピークを左に巻く急登では倒木に行く手を阻まれ、乗り越えで息が上がりました。

蟹場分岐の先からはゆるい稜線の道。残雪や水芭蕉の湿地を進み、霧雨に煙るブナ林のしっとりと新鮮な空気を胸の奥まで味わいました。

小雨が断続的に続く中、池塘が点在する小白森山頂湿原に到着し、木道に腰掛けて昼食。

予定よりもだいぶ時間を要しており、大白森山登頂を断念し下山を決めました。

ぬかるむ足元に注意しながら、雨でうっかり顔を出したタケノコと、今年最後のコシアブラなど山の恵みと乳白の温泉をいただいて帰路につきました。

登山情報

登山道には道標が完備、間違いやすい分岐等もなく整備されています。

稜線上の湿地は雨の後では大分ぬかるみます。ステッキの携行は有効なサポートになります。

下山後鶴の湯温泉につかりたい方は午後2:00頃までに下山するように計画するとよいでしょう。

今回はゆっくり楽しむペースでのコースタイムです。